こんにちは。
いい部屋ネット目黒駅前店の工藤です。
今回は、目黒駅から歩いてすぐの場所にある「ホテル雅叙園東京（旧・目黒雅叙園）」に行ってきました。
都心にありながら、まるで異世界に迷い込んだような美しさと静けさを感じさせてくれるこの場所は、訪れる人の心を豊かにしてくれます。
雅叙園とは
目黒雅叙園は、1931年（昭和6年）に創業した、日本初の総合結婚式場として知られています。創業者・細川力蔵が「日本の美を伝える場所」として設計し、その壮麗な装飾や伝統的な建築は、今なお多くの人を魅了し続けています。現在では「ホテル雅叙園東京」として運営されており、結婚式場やレストラン、宿泊施設のほか、文化財級の装飾を間近に見ることができる展示施設もあり、観光地としても注目されています。
建物と館内の見どころ
館内に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのが豪華絢爛な装飾の数々。特に「百段階段」と呼ばれる東京都指定有形文化財の建物は圧巻です。木造の回廊の途中に7つの趣ある部屋があり、それぞれ異なる画家が描いた天井画や欄間、壁画で彩られています。また、ホテル内には滝や池のある中庭があり、水音と緑が調和した癒しの空間が広がります。館内を歩くだけでもまるで美術館の中にいるような感覚に包まれ、訪れるたびに新しい発見があります。
展示と文化イベント
雅叙園では、季節ごとにアートや伝統工芸の展示が行われており、日本文化の美しさに触れられる機会が豊富です。特に有名なのが、「百段階段」を会場にしたアートイベント。ひなまつり展や和のあかり展など、歴史的な空間を活かした展示は、国内外の来場者に人気です。地元の方にとっても、季節を感じる行事や家族の節目を祝う場所として長年親しまれており、地域に根差した存在といえます。
目黒駅からの道のりと周辺の雰囲気
目黒駅の西口から出て、目黒川方面に向かって歩くと、静かな坂道の途中に雅叙園はあります。駅からわずか3分ほどですが、坂を上るにつれて街の喧騒が少しずつ遠のき、歴史ある建物のたたずまいが見えてくると、自然と背筋が伸びるような気持ちになります。周辺には目黒川沿いの桜並木や、大鳥神社、目黒不動尊などの名所も多く、お散歩がてらに立ち寄るのもおすすめです。
アクセス情報
ホテル雅叙園東京
東京都目黒区下目黒1丁目8-1
JR・東急・東京メトロ「目黒駅」より徒歩約3分
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